コム・オンボ神殿
5時20分に起床。朝食はビュッフェ。スクランブルエッグとマッシュポテト、ソーセージとパンとヨーグルト。というか、どのホテルでもビュッフェではひたすらこれを食べてました。
7時15分に出発。アスワンからルクソールまでは、団体問わず観光客を乗せた車両が一団となり、前後を警察車両に挟まれて移動する「コンボイ」と呼ばれる形態での移動となります。
1時間かからずにコム・オンボ神殿へ到着。ここはセベクというワニの頭をした神と、この後も幾たびも登場するホルスという隼の頭をした神を2つ同時に祭っているという、なんとも横着な神殿です。2神を祭っているというだけあって、左右対象のような形で二重構造になっています。
中にはワニのミイラを安置する部屋がありました。人間はもちろん、ワニまでミイラにしてしまうとは。皮膚の違いでしょうが、人間のミイラよりはグロテスクさも少なく、一歩間違うとただの棍棒のような感じでした。
この神殿のレリーフにはいくつか珍しいものが。まずはクレオパトラ。エジプトがローマに屈してしまったときの女王、すなわち古代エジプト最後のファラオだけあって、彼女のレリーフが残っている神殿はここだけのようです。
そしてカレンダーのレリーフがありました。エジプトですからもちろん太陽暦。日付と一緒にその日の捧げものが記されています。
更には、医学の神様・イムホテプへ捧げものをしているレリーフ。イムホテプは階段ピラミッドのデザインをした人ですが、医者としても有名で当時の一般人では唯一、死後に神としてあがめられた人物だそうで、捧げられているものも医療器具。この医療器具のレリーフが、現在の医者も使うような道具ばかりなのが非常に興味深かったです。
中庭にはナイルメーターと呼ばれる井戸のようなものが。ローマ時代、これの水かさによって納める税金が変わったそうです。ちなみに水かさが多い=ナイル川の水が豊かで氾濫により土が肥える=税金が増えるとのことでした。
